「管理職教育・育成のエキスパート」

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                        NPOマネジメントスクールでは、管理職者の業務の生産性向上を主要テーマとして、
                        「仕事を通した管理職者の育成」に関して、職場の実務に直結した実践的な
                        研修を行っております。札幌商工会議所の会員です。

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テーマ8 管理職者の仕事の再設計(管理職者の仕事の見直し・改善)

管理職者にとって大切なことを一言でまとめると、
「自分の役割と明日から行うべきことを知る」ということになります。
この内容と方法を一度知ってしまえば、継続的に成果を上げることが可能となります。

複雑な管理職者の仕事をシンプルで実用的な「3テーマ」にまとめてみました。

「テーマ1 管理職者のミッション」
       〜会社から任された役割を知る〜

「テーマ2 業務の推進・拡大の設計図を描く」
       〜継続的、安定的に成果を生み出す仕事の構築の型〜

「テーマ3 部下育成の設計図を描く」
       〜手順を踏んで確実に部下を育成する〜

管理職者の仕事の善し悪しは、この3つのテーマの実践度合いで決まります。
どれかが、欠けていても、管理職者として不適格となりますが、
無限大の可能性もあります。

自分の役割と明日から行うべきことを知り、
職場で実践していく積み重ねが、大きな成果を生みだしていきます。

■「テーマ1 管理職者のミッション」
         〜会社から任された役割を知る〜

成果を上げ続ける管理職者とそうではない管理職者の違いは何か、
それは、「自分の役割」を、
本当に知っているかどうかの違いです。

どの企業も社会から与えられている役割があります。
それは、社会における問題を解決する役割であり、
社会に新しいものを提案し供給する役割であります。
この役割が企業の存在価値であり、社会における「その会社の居場所」となります。

「会社から任された役割」=「管理職者のミッション」

管理職者は、社内外の問題を解決し、社内外に新しものを提案し、供給する存在でなければなりません。
この役割が、「会社内での自分の居場所」となります。

自分の役割に対し、「責任感」を強く意識したときに「使命感を持った管理職者」となります。

ミッションを本当に理解している管理職者と理解していない管理職とでは、
どちらか成果を上げることができるかは、考えるまでもありません。

管理職者としてのミッションを本当に理解するということは、
成果をあげるという効果があります。
ですから、管理職者は、自分のミッションを知り、身につけなければなりません。

■「テーマ2 業務の推進・拡大の設計図を描く」
       〜継続的、安定的に成果を生み出す仕事の構築の型〜

成果を上げる管理職の人は、会社の発展のためには、
「何が重要な仕事なのか」「明日から何をすべきか」
ということが分かっています。

どんな仕事においても「成果を上げるための基本形」のようなものがあります。
優秀と言われる管理職者は、
そういった基本を土台に活躍しております。

「成果を上げるための基本形」を知ることができれば、
成果を上げる確率は飛躍的に上がります。

しかしながら、管理職者の中で基本形を知っている人は、
ほとんどいません。このため、成果を上げることが難しくなります。

■「テーマ3 部下育成の設計図を描く」
       〜手順を踏んで確実に部下を育成する〜

仕事はできるけれども部下の育成が苦手という管理職者の方がいらっしゃいますが、
部下の育成には、得意不得意は関係ありません。
必要な手順を踏んで行えば、部下は確実に育ちます。

◇手順化とは〜安定と継続のためのしくみ〜
仕事の手順化とは、「目標や成果の達成に必要なものを、明らかにし、やるべきことまとめること」。
言い換えますと、「いつ、どこで、誰がやっても同じ成果を出せる方法」
を構築することです。

◇なぜ部下の育成を手順化するのか
十人十色と言われるように。人は、考え・好み・性質などが、
人によってそれぞれに異なります。
また、一人の人間にしても、体や心の体調により、常に安定しているわけではありません。

このような人の特性を考えた場合、
上司による部下育成というのは、人と人との直接の関わりであり、
かなり難しいことであることを覚悟しなければなりません。

このため、「どんな上司」が「どんな部下」を育成しても、
「安定した成果が継続的に得られる」ようになるために、
部下育成の手順化が必要となります。